2001/11/26 インターアルペンオーストリア初滑りツアー
毎日がブルースカイとホワイトスノーの世界です。ここシュトゥバイスキー場は、今は一年中スキーを楽しむことが出来る氷河上のスキー場ですが、30年前僕がインスブルックの学生時代、国家検定スキー教師の試験で“アルペンコース”いわゆる山岳訓練で登りましたが、そのときはここシュトゥバイの山には2200mの中腹にあるドレストナーヒュッテ(山小屋)があるだけで、まわりには一切人工物はない白銀の氷河山系でした。
シールとカンテラをつけて今のゴンドラ駅舎があるムッターアルムから3時間程一歩一歩足元を確認しながら登ります。
夜の9時に集合場所のドレストナーヒュッテに着いた時の感激とこれから1週間続く訓練の不安な気持ち今も鮮明に覚えています。それから毎朝4時起きで、半日がかりで周りの山々の頂に登り登山訓練をし、登山技術は勿論、雪崩やクレバス救助訓練等厳しくも多くの体験をした満足感一杯のコースでした。

現在はゴンドラや高速リフトが縦横に架かり、スキーヤーを快適に山頂へ導きスキーを楽しませてくれます。今や一日10000人以上が訪れるオーストリアの一大スキーリゾートに開発されましたが、氷河上には真っ白は広大な雪原だけだったことを鮮明に覚えているので、開発の速さと凄さにちょっと戸惑いと想い出の中スキーをしているのは正直な気持ちです。
自然環境を大切にしていくことスキーをするものとして基本です。自然との共生というか自然に育まれながらスキーを楽しむ気持ち大切にしていきたいとこのシュトゥバイに来て感じています。

今回のオーストリアの初滑りで感じた事多々あるのですが、アルペンスキーヤーが戻ってきたというか増えてきた事ですね。この時期でもあるのでしょうが、スノーボーダーは少なくなったような気がします。アルペンスキーヤーの内“カービングスキー”は三分の二近くはなっているのですが、しかし滑るフォームは昔からの感じと同じです。日本にはカービングスキーで滑るフォーム、技術の“型”というものが多く見かけるのですが、ここでは雄大なスキー場で滑ることを楽しんでいる“姿勢”が本当に羨ましくも、自然にフィットしている感じです。カービングスキーをはいたところで全然「型」は変わらない自然派スキーヤー、都会から抜け出し自然に親しみスキーライフを楽しんでいる感じです。決してカービングのスキー技術に悩み考え込んでスキーをしている感じはありません。スキー技術のレベルアップに目標をおくことも大切ですが、自然に溶け込みリラックスしてスキーを楽しむことで、一皮向けてスキーのレベルが自然とアップするのではないでしょうか。

オーストリア・シュトゥーバイからシーハイル
Aki 村里
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