UNITY Authentic Racing 2006-2007
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月刊スキーコンプ Vol.300 page29-33
シーズンインのボディアライメントチェック / 第4回
 ブーツのバックルを外してポジションチェック
いよいよ滑りはじめましょう。まずはじめにブーツのバックルをすべて外して色々な動きでチェックしていきます。現在のカービングスキーでは、簡単にターンができてしまうために、正確なポジションができていなくても滑ることは可能です。しかし、両足の2本の軸、特に脛がしっかりと運動をしないと、スキーに圧を蓄えることができません。そしてこの2本の軸を効率良く動かすために、最も雪面に近い足裏の感覚から確認する必要があるのです。そのためには、ブーツのサポートを少なくするために、バックルを外すと効果的です。

[1] バックルを外して横滑りでポジションを確認
バックルを外した状態で、ゆっくりと横滑りを行ないます。拇指球を意識すると、ポジションが後ろになってしまうことなく、真っすぐフォールラインに向かって横滑りすることができます。また、拇指球を意識しながら、ゆっくりとターンしてみます。
[2] わざとポジションを前後に変えてみる
バックルを外した状態で、ポジションを前後に動かしてみます。バックルを締めた状態では、ポジションが後ろに行った場合ブーツがサポートしてくれますが、バックルを外した状態では、前後にポジションがぶれると、非常に不安定な状態になるのがわかります。

[3] ストックを突いてゆっくりターンしてみる
バックルを外した状態で、ストックを突いてゆっくりターンしてみます。うまくターンができないという選手は、ターンの時に体が後ろに行ってしまっているケースが多い。しかし、バックルを締めた状態では、ブーツがサポートしてくれるので気が付かないケースが多いのです。
[4] バックルをはずしたまま滑ってみる
バックルを外したまま、滑ります。バックルを外したままだと、ブーツの後方へのサポートがなくなり恐怖感を感じるので後傾にはなれません。その感覚を忘れないようにしましょう。


 ポジションチェックのためのフリー滑走
今度はバックルを締めた状態のフリー滑走です。様々な動きのフリー滑走を行なうことで、骨盤の前傾やポジション、足裏感覚をチェックしていきます。シーズンインだけでなく、シーズンを通してポール滑走の前のアップとして行なうと効果的です。

 

[1] 横滑りを行う
バックルを締めた通常の状態で、横滑りを行ないます。この時、両足にしっかりと圧を配分して、真下に向かって同じスピードで横滑りするようにします。良いポジションを取ろうとすると、自然に腰の位置が高くなります。
[2] 360度回転する
横滑りからスキーのトップをフォールラインに落していき、360度回転します。常にスキーの真上にポジションがないと、スムースに回転することができません。特に、スキーが上を向いているときに、ポジションが後ろになってしまうと、スキーはしっかりと回ってくれません。

[3] 連続して360度回りながら降りていく
連続して360度回りながら降りていきます。この時に、ポジションはスキーの真ん中をキープしながら、重心はフォールラインに落ちていくことを心がけると、左右にふらふらすることなく真っすぐ下に降りながら回転することができます。
[4] 細かくエッジングしながら横滑り
細かくエッジングを行いながら、横滑りをします。見た目には膝だけを動かしているように見えますが、ポイントはしっかりと腰を入れることです。お尻の筋肉に柔軟性がないと、このような動きはできません。

[5] ストックを背中の後ろに回して滑る
ストックを背中の後ろに回して滑ります。ストックを背中に回しておくと、体をねじる動きをしようとするとはっきりとわかります。上体を進行方向に回してターンをするのではなく、体の軸の傾きを使ってターンするようにします。
[6] ストックをお腹に挟んで滑る
ストックをお腹に挟んで滑ります。お腹でストックを挟もうとすることで、自然に骨盤が前傾したポジションを作ることができます。


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